広陵町議会 > 2020-09-07 >
令和 2年第3回定例会(第1号 9月 7日)

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  1. 広陵町議会 2020-09-07
    令和 2年第3回定例会(第1号 9月 7日)


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    令和 2年第3回定例会(第1号 9月 7日)             令和2年第3回広陵町議会定例会会議録(初日)                  令和2年9月7日                令和2年9月7日広陵町議会                第3回定例会会議録(初日)  令和2年9月7日広陵町議会第3回定例会(初日)は、広陵町議場に招集された。 1 出席議員は、14名で次のとおりである。    1番  坂 口 友 良          2番  堀 川 季 延    3番  千 北 慎 也          4番  山 田 美津代    5番  笹 井 由 明          6番  山 村 美咲子    7番  坂 野 佳 宏(議長)      8番  谷   禎 一
       9番  吉 村 裕 之(副議長)    10番  吉 村 眞弓美   11番  岡 本 晃 隆         12番  青 木 義 勝   13番  岡 橋 庄 次         14番  八 尾 春 雄 2 欠席議員は、なし 3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は、次のとおりである。   町     長  山 村 吉 由     副  町  長  松 井 宏 之   教  育  長  植 村 佳 央     理事兼事業部長  中 川   保   まちづくり政策監 中 村 賢 一     企 画 部 長  奥 田 育 裕   総 務 部 長  吉 田 英 史     福 祉 部 長  北 橋 美智代   生 活 部 長  小 原   薫     教育委員会事務局長                                 池 端 徳 隆   事業部次長    栗 山 ゆかり     事業部次長    田 村   猛 4 本会議の書記は、次のとおりである。   議会事務局長   鎌 田 将 二   書     記  松 本 貴 子     書     記  島 田 剛 至 ○議長(坂野佳宏君) ただいまの出席議員は14名です。定足数に達していますので、令和2年第3回広陵町議会定例会を開会します。   これより本日の会議を開きます。     (A.M.10:04開会) 日程番号      付 議 事 件  1        会議録署名議員の指名  2        会期及び日程の決定について  3        諸報告  4 議案第63号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  5 議案第64号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  6 議案第65号 教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて  7 報告第13号 令和元年度広陵財政健全化判断比率及び資金不足比率の報告について  8 報告第14号 広陵町公立学校用情報通信機器の買入れに係る専決処分の報告について  9 議案第66号 広陵町税条例の一部を改正することについて 10 議案第67号 広陵町国民健康保険税条例の一部を改正することについて 11 議案第68号 広陵町手数料徴収条例の一部を改正することについて 12 議案第69号 広陵町税外収入金に係る督促手数料及び延滞金徴収に関する条例等の一           部を改正することについて 13 議案第70号 広陵町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一           部を改正することについて 14 議案第71号 令和2年度広陵一般会計補正予算(第6号) 15 議案第72号 令和2年度広陵介護保険特別会計補正予算(第2号) 16 議案第73号 令和2年度広陵学校給食特別会計補正予算(第2号) 17 議案第74号 令和2年度広陵水道事業会計補正予算(第2号) 18 議案第75号 令和元年度広陵一般会計歳入歳出決算の認定について    議案第76号 令和元年度広陵国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第77号 令和元年度広陵後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第78号 令和元年度広陵介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第79号 令和元年度広陵墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第80号 令和元年度広陵学校給食特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第81号 令和元年度広陵水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について    議案第82号 令和元年度広陵下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について ○議長(坂野佳宏君) まず、日程1番、会議録署名議員の指名を行います。本定例会の会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により  12番  青木義勝議員  13番  岡橋庄次議員 を指名します。  次に、日程2番、会期及び日程の決定についてを議題とします。  会期及び日程等については、さきの議会運営委員会において協議願っておりますので、その結果について議会運営委員会委員長から報告願うことにします。  山村議会運営委員長! ○議会運営委員会委員長山村美咲子君) 議会運営委員会は、8月31日に委員会を開き、令和2年第3回定例会の運営について協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  まず、本定例会の会期でございますが、本日、9月7日から24日までの18日間の予定でございます。  次に、本定例会の本会議の日程でございますが、本日、9月7日が本会議の初日、第2日目は10日、第3日目は11日、第4日目は14日、最終日は24日、それぞれ午前10時から開催します。  本日の議事日程については、お手元に配付しております日程表のとおりとさせていただきます。  本日、上程されます議案の取扱いについてでありますが、議案第63号、第64号及び第65号の3議案は、人事案件につき委員会付託を省略し、趣旨説明を受けた後、質疑、討論の後に採決していただきます。  次に、報告第13号については、報告を受けます。また、報告第14号の専決処分に関する報告については委員会付託を省略し、本日審議し、採決することとします。  次に、議案第66号から第74号までの9議案については、各議案ごとに議題とし、議案第75号から第82号までの決算認定案件8件については一括して議題とし、それぞれ提案趣旨説明を受けることとします。  次に、2日目、9月10日の日程ですが、本日、議決されなかった議案第66号から第74号までの9議案については質疑を行い、それぞれ所管の委員会に付託します。  なお、議案第66号、第69号、第71号及び第73号の4議案を総務文教委員会へ、議案第67号、第68号、第70号、第72号及び第74号の5議案を厚生建設委員会へ付託する予定でございます。  次に、決算認定議案の第75号から第82号までの8議案については、決算審査特別委員会設置決議後、総括質疑を行い付託する予定でございますので、よろしくお願いいたします。  決算審査特別委員会の設置については、例年どおり議会運営委員から決議案を提出させていただきますので、御賛同よろしくお願いします。  その後、一般質問を行います。なお、一般質問が終了しなかった場合は、11日及び14日に引き続き行います。  委員会については、15日、午前10時から総務文教委員会、午後1時30分から厚生建設委員会、16日、17日、それぞれ午前10時から決算審査特別委員会が開催されます。  以上、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(坂野佳宏君) ただいまの委員長報告に対し、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、本定例会の会期は、本日9月7日から9月24日までの18日間とすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日9月7日から9月24日までの18日間に決定しました。  続きまして、本日の日程ですが、お手元に配付した日程表のとおりで御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  よって、本日の日程は、日程表のとおりと決定いたしました。  それでは、日程3番、諸報告を行います。  町監査委員により地方自治法第235条の2第3項の規定により、令和2年4月分、5月分、6月分及び7月分の例月出納検査結果報告書の提出がありましたので、その写しをお手元のタブレットに配付し、報告とします。  以上、諸報告を終わります。  次に、日程4番、議案第63号から日程6番、議案第65号までの3議案について、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  よって、議案第63号、議案第64号及び議案第65号については、委員会付託を省略することに決定しました。  それでは、日程4番、議案第63号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。  本案について説明願います。  山村町長! ○町長(山村吉由君) それでは、議案第63号について御説明を申し上げます。
     議案書の5ページでございます。  このたび12月31日をもって任期満了となります人権擁護委員上杉敏郎氏を再度推薦いたしたく議会の同意をお願いするものでございます。  上杉氏は、人権擁護委員を1期3年間お務めいただき、また学校長を含め、教員としての長い教育経験や知識が豊富であり、人権擁護意識の普及のため頑張ってくださっております。在任中は、葛城人権擁護委員協議会の高齢者・障害者等委員として熱心に取り組んでいただき、さらに広陵町の法律相談員としても御活躍いただいております。人格識見が高く、広く地域の実情に通じ、人権活動に深い理解があり、人権擁護委員として適任者でございます。ここに上杉氏を人権擁護委員として推薦いたしたく議会の意見を求めるものでございます。どうぞよろしくお願い申し上げ、提案の説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) これより本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り採決します。  お諮りします。  議案第63号を適任とすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  よって、議案第63号は適任と決定しました。  上杉敏郎氏が来られていますので、議場に入っていただきます。          (上杉敏郎氏入場) ○議長(坂野佳宏君) 人権擁護委員に推薦されました上杉敏郎さんでございます。一言、御挨拶をお願いします。 ○(上杉敏郎氏) 挨拶 ○議長(坂野佳宏君) 本日は御苦労さまでした。          (上杉敏郎氏退場) ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程5番、議案第64号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。  本案について説明願います。  山村町長! ○町長(山村吉由君) それでは、議案第64号について御説明を申し上げます。  議案書の7ページをお願いいたします。  このたび橋本和代氏を人権擁護委員として、新たに推薦いたしたく議会の御意見をお願いするものでございます。  橋本氏の前任者であります脇本修美氏は、これまで人権擁護委員として4期12年間、誠心誠意務めていただきました。このたび退任の申出を受け、後任として橋本氏にお願いいたすものでございます。  橋本和代氏は、昭和34年11月14日のお生まれで、現在、百済二条にお住まいでございます。昭和55年に関西外国語短期大学を御卒業され、広陵町役場に勤務し、在職中は中学校事務長教育委員会学校教育課主幹を歴任し、教育委員会事務局に通算約14年お務めをいただきました。橋本氏は長く教育関係に携わり、人権教育の推進にも取り組まれ、人格識見が高く、真に地域住民の人権擁護活動に経験を生かし、熱心に取り組んでいただける方であり、人権擁護委員として適任者であります。ここに橋本氏を人権擁護委員として推薦いたしたく議会の意見を求めるものでございます。どうぞよろしくお願い申し上げ、提案の説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) これより本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り採決します。  お諮りします。  議案第64号を適任とすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  よって、議案第64号は適任と決定しました。  橋本和代氏が来られていますので、議場に入っていただきます。          (橋本和代氏入場) ○議長(坂野佳宏君) 人権擁護委員に推薦されました橋本和代氏でございます。一言、御挨拶をお願いいたします。 ○(橋本和代氏) 挨拶 ○議長(坂野佳宏君) 本日は御苦労さまでした。          (橋本和代氏退場) ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程6番、議案第65号、教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。  本案について説明願います。  山村町長! ○町長(山村吉由君) それでは、議案第65号、教育委員会の委員の任命につき同意を求めることにつきまして、御説明させていただきます。  議案書の9ページを御覧いただきたく存じます。  今回、御同意をお願いいたしますのは、本年9月30日で1期4年間の任期満了を迎えられます奥田俊詞教育委員の再任でございます。奥田俊詞氏を引き続き2期目となる教育委員にお願いいたしたく議会の同意をお願いするものでございます。  同氏は、昭和35年4月15日のお生まれで、上牧町片岡台に在住されておられます。奈良県立教育研究所研究指導主事を経て、平成21年4月から畿央大学教育学部に在籍され、現在は、教育学部教授として御活躍であります。研究テーマは、科学コミュニケーションであり、人格高潔で人望も厚く、優れた識見をお持ちでございます。時代の背景から行政の各分野において、大学と連携して施策を推進する状況を踏まえて、教育委員として適任と判断し、本日、再任の御同意をお願いするものでございます。  なお、任期は令和2年10月1日から4年間でございます。御同意賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) これより本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り採決します。  お諮りします。  議案第65号に同意することに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  よって、議案第65号は同意されました。  本日、奥田氏が所用のためちょっと欠席になりましたので、挨拶は省略させていただきます。  次に、日程7番、報告第13号、令和元年度広陵財政健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題とします。  本件について報告願います。  吉田総務部長! ○総務部長吉田英史君) 失礼します。  議案書の1ページをお願いいたします。  報告第13号、令和元年度広陵財政健全化判断比率及び資金不足比率の報告について御説明申し上げます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項では、財政健全化判断比率を、また同法第22条第1項では、公営企業資金不足比率につきまして、決算時に監査委員の意見をつけて議会に報告しなければならないと規定されております。公営企業資金不足比率につきましては、これまで事務事業報告書の中で報告させていただいておりましたけれども、今回から報告案件として併せて報告させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  なお、監査委員の意見書につきましては、別紙で写しを配付させていただいておりますので、御確認のほうお願いいたします。  それでは、議案書の3ページをお願いします。  財政健全化判断比率は、4つの指標からなっております。まず実質赤字比率でございますが、一般会計を初めとする普通会計標準財政規模に対する赤字比率となりますが、全ての会計で実質収支は黒字となっておりますので、横棒で表示しております。ちなみに普通会計実質収支額は、3億3,075万円の黒字でございます。  次の連結実質赤字比率ですが、普通会計に加えまして、特別会計公営企業も含め町の全会計を連結した実質収支も大幅な黒字となっておりますので、横棒で表示しております。連結実質黒字額につきましては、24億2,821万2,000円となっております。  次に、実質公債費比率につきましては、公債費に費やした一般財源の額が標準財政規模に占める割合がどの程度かを示すものですが、3年平均で8.2%でございます。昨年度が8.1%でございました。償還額は増加した関係で少し増加しており、現状では、令和3年度あたりがピークであると見込んでおります。この数値は、早期健全化基準の25%はもとより起債許可が必要とされる18%を大幅に下回っておるところでございます。  次に、右端の将来負担比率でございますが、普通会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率です。早期健全化基準350%に対しまして、令和元年度は48.2%でございます。昨年度と比較いたしますと、6.6%の減少となっております。これら数値の計算根拠につきましては、事務報告書の78、79ページに掲載しておりますので、後ほど御確認いただければと思います。  次に、4ページをお願いいたします。  資金不足比率とは、公営企業の事業の規模に対する資金不足額の割合のことで、資金不足額とは、一般会計実質赤字に相当するものでございます。水道事業会計及び下水道事業とも黒字決算資金不足はございませんので、横棒で示しております。  財政健全化判断比率及び資金不足比率の報告は以上でございます。今後もさらなる財政健全化に向けて節度ある財政運営を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力をお願い申し上げまして、御報告とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 本件について監査委員の審査の意見書がついておりますので、報告願うことにします。  笹井監査委員、報告願います。 ○監査委員笹井由明君) 令和元年度広陵財政健全化審査の結果を御報告申し上げます。  この財政健全化審査は、令和2年8月12日に行いました。審査に付された広陵町財政健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類等を審査いたしました結果、計数に誤りはなく、適正に表示しているものと認められました。  なお、審査内容の詳細につきましては、お手元の広陵町財政健全化審査意見書のとおりでありますので、御一読をお願いいたします。  以上で報告を終わります。広陵町監査委員 赤銅 修、笹井由明。  以上です。 ○議長(坂野佳宏君) ありがとうございました。  これより本件について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。  以上で、報告第13号の件は終了します。  次に、日程8番、報告第14号、広陵町公立学校用情報通信機器の買入れに係る専決処分の報告についてを議題とします。  お諮りします。  報告第14号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
             (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  よって、報告第14号については、委員会付託を省略することに決定しました。  本件について説明願います。  吉田総務部長! ○総務部長吉田英史君) 報告第14号、広陵町公立学校用情報通信機器の買入れに係る専決処分の報告について御説明申し上げます。  議案書は別冊となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、8月31日付で専決処分をいたしましたので、その承認を求めるものでございます。  GIGAスクール構想の端末整備ですが、一日でも早く納品となるよう専決処分にて契約をさせていただいております。  別冊の議案書3ページをお願いいたします。専決処分書となっております。  まず買入れする財産ですが、公立学校用情報通信機器としまして、町立小中学校の全児童生徒分及び教職員用の情報端末合計3,234台でございます。買入れの方法は、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定による随意契約で、県内全ての自治体が参加しております奈良県域GIGAスクール構想推進協議会による共同調達を受け決定した事業者と随意契約を行ったものでございます。  次に、買入れの金額は1億7,783万4,426円で、端末1台当たり税込み5万4,989円でございます。予算におきましては、端末1台当たり4万5,000円、設定費1万円の5万5,000円を計上させていただいております。買入れの相手方は、共同調達で決定した奈良市のキステム株式会社奈良本社となります。  以上、報告とさせていただきますので、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂野佳宏君) これより本件について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  千北議員! ○3番(千北慎也君) 御説明いただいてありがとうございます。一日も早く導入するためにということで専決処分いただいたと思うんですけれども、このタブレットの納期と実際に教育現場で稼働される時期について、もうある程度決まっているようでしたら教えていただけますと幸いです。 ○議長(坂野佳宏君) 池端事務局長! ○教育委員会事務局長(池端徳隆君) お答えを申し上げます。  児童生徒全てに行き渡るのは、10月の末になるんではないかなと考えております。県下でこの機種9万台の受注といいますか、発注といいますか、そのような状況になってございます。  あと、授業に活用ということですけれども、今申しましたように10月末がもう一番遅い納期と我々理解しております。議会でも説明をさせていただきましたこのGIGAスクール構想推進委員会、これのほうでもWi−Fi環境は整っておらなくても、写真を撮ったりとか、そういうことで授業にどういう活用ができるかというような検討していただいております。せんだっても、ロイロノートとラインズと教科書に沿ったそういうソフトウェアを入れるということで、前を向いて、今、各学校のほうでもるる検討をしていただいております。そういうことで、いつからというお答えは今できませんけれども、そのような状況の中で、極力早く対応していただけるものと考えてございます。  以上でございます。 ○議長(坂野佳宏君) 山田議員! ○4番(山田美津代君) スムーズに進めるための加配ですね。そういう機器に精通した方とか、そういうことの論議も前あったと思うんですけれども、それはどのように検討されておられるのか、また議員のこのタブレットも3年で変えるという話がこの間ありましたけど、この生徒たちの分も何年で変えるとか、そういうのはもう決まっているんでしょうか。 ○議長(坂野佳宏君) 池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長(池端徳隆君) 二つ御質問をいただきました。まず1点目でございますが、いわゆるこの加配といいますか、その操作の方法を含めての支援員の関係でございます。今、納期から考えますと、同時にいければ一番いいんですけれども、私ども教育委員会のほうも、この推進委員会と一緒にいろいろ考えてございまして、GIGAスクールサポーターと、こういうようなものも研究をさせていただいております。これは教師の方のヘルプデスクといいますか、そういうことも込み込みでございます。今現状は、町の未来都市推進課のほう、こちらのほうにも対応いただくべく専門のお方おられます。そのようなところとしっかりと協議をいたしまして、必要であれば、来年度加配について動いていきたいと、いろいろ検討しておりますけども、そのような状況でございます。  それと2点目、期間でございます。これは一応、県としては5年間のスパンというふうになっております。そのような流れで対応させていただきたいと考えてございます。 ○議長(坂野佳宏君) ほか質疑ございませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。  報告第14号を承認することに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  よって、報告第14号は承認されました。  次に、日程9番、議案第66号から日程17番、議案第74号までの9議案については、本日提案説明を受け、質疑については10日に行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  それでは、議案ごとに提案説明を受けます。  それでは、日程9番、議案第66号、広陵町税条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について説明願います。  吉田総務部長! ○総務部長吉田英史君) それでは、議案書の11ページをお願いいたします。  議案第66号、広陵町税条例の一部を改正することについて御説明申し上げます。  改正条文は13ページから、新旧対照表は1ページとなりますけれども、説明は概要集のほうでさせていただきます。別冊でお配りしております概要集のほうをお願い申し上げます。概要集の1ページでございます。  まず改正理由ですけれども、地方税法等の一部を改正する法律等が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、令和2年10月1日以降に順次施行される部分について、所要の改正を行うものでございます。令和2年度の税制改正によりますもので、6月議会で専決処分の報告をさせていただいた残り分の改正となっております。  2番、改正の概要といたしまして、まず(1)未婚のひとり親に対する税制上の措置と寡婦(夫)控除の見直しを行うものでございます。全ての独り親家庭の子供に対して、公平な税制を実現する観点から、婚姻歴の有無や男性の独り親と女性の独り親の間の不公平を解消するための措置が講じられております。未婚の独り親に寡婦控除を適用といたしまして、婚姻歴のない未婚の独り親についても控除額30万円の寡婦控除を適用するもので、令和3年度分以降の住民税から適用となります。  次に、寡婦控除の見直しといたしまして、控除の適用に当たっては、寡婦に寡夫と同じく所得500万円以下という制限が設けられます。また住民票の続柄に夫(未届)、妻(未届)の記載がある場合には控除の対象外となります。また、子供ありの寡夫の控除額について現行の26万円から寡婦と同額の30万円となります。  次に、個人住民税の人的非課税措置の見直しといたしまして、これらの対応を踏まえまして、未婚の独り親について、児童扶養手当受給者に限定しないこととされました。これによりまして、独り親及び寡婦に該当する方で、前年の合計所得金額が135万円以下の場合、非課税となります。  次に、(2)の法人住民税ですが、国税における連結納税制度の見直しに伴う対応を行っております。  次に、2ページをお願いいたします。  (3)たばこ税についてでございます。軽量な葉巻たばこの課税方式の見直しとして、紙巻きたばこに類似したリトルシガーと呼ばれる1本当たりの重量が1グラム未満の軽量な葉巻たばこについて、2回に分けて段階的に税率を引き上げ、令和3年10月に紙巻きたばこ1本と同等の税率にする改正となっております。  3、改正内容につきましては、これら該当する条項、概要等を一覧にしております。条ずれ、項ずれによる修正や字句の改めて等も行わせていただいております。  3ページの下、4番でございます。  施行期日等でございますが、この条例は、令和2年10月1日から施行することといたしますが、一覧表の右側にあるとおり、法律の施行日に合わせて施行期日を定めております。  以上で説明とさせていただきますので、慎重に御審議いただき、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程10番、議案第67号、広陵町国民健康保険税条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について説明願います。  小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) 議案第67号、広陵町国民健康保険税条例の一部を改正することについて御説明申し上げます。  議案書につきましては、21ページでございます。概要集は5ページ、新旧対照表は16ページでございます。説明につきましては概要集でさせていただきますので、概要集の5ページをお願いいたします。  このたびの改正理由といたしましては、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、地方税法が改正され、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除の創設に関する規定が令和3年1月1日から施行されることから、所要の改正を行うものでございます。  改正の内容につきましては、附則におきまして、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例について規定するものでございます。  施行期日につきましては、令和3年1月1日から施行するもので、改正後の広陵町国民健康保険税条例の規定は、令和3年度以後の年度分から適用し、令和2年度分までにつきましては、なお従前の例によるものでございます。  以上、慎重なる御審議をいただき、原案御可決賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程11番、議案第68号、広陵町手数料徴収条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について説明願います。  小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) 続きまして、議案第68号、広陵町手数料徴収条例の一部を改正することについて御説明申し上げます。  議案書につきましては、25ページからでございます。概要集は6ページ、新旧対照表は17ページでございますが、説明につきましては概要集でさせていただきますので、概要集の6ページをお願いいたします。  このたびの改正理由といたしましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正により、個人番号の通知カードが廃止されたことに伴いまして、所要の改正を行うものでございます。  改正の内容につきましては、通知カードが廃止されたことに伴いまして、通知カードの再交付手数料について規定しております第24号を削除し、改正による号ずれへの対応を行うものでございます。  施行期日につきましては、公布の日から施行するものでございます。  以上、慎重なる御審議をいただき、原案御可決賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程12番、議案第69号、広陵町税外収入金に係る督促手数料及び延滞金徴収に関する条例等の一部を改正することについてを議題とします。  本案について説明願います。  吉田総務部長! ○総務部長吉田英史君) それでは、議案書の31ページをお願いいたします。  議案第69号、広陵町税外収入金に係る督促手数料及び延滞金徴収に関する条例等の一部を改正することについて御説明申し上げます。  本条例につきましては、4条立てとなっておりまして、第1条で、広陵町税外収入金に係る督促手数料及び延滞金徴収に関する条例、第2条で、広陵町介護保険条例、第3条で、広陵町後期高齢者医療に関する条例、第4条では、広陵町営住宅管理条例を改正するもので、4つの条例とも附則に規定しております、いわゆる量の延滞金の割合の特例についての条文を改正するものでございます。  内容につきましては、概要集の7ページをお願いいたします。  1番、改正理由といたしまして、所得税法等の一部を改正する法律が公布されたこと並びに地方税法等の一部を改正する法律、その他関係政省令が公布されたことにより、所要の改正を行うものでございます。  2番、改正の概要につきましては、特例基準割合を延滞金特例基準割合に文言を改めるもので、通常の延滞金の利率には変更ございません。その他、租税特別措置法の改正による文言の改正を行っております。  3番、施行期日につきましては、令和3年1月1日から施行し、経過措置に関する規定を設けております。  以上で説明とさせていただきますので、慎重に御審議いただき、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程13番、議案第70号、広陵町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について説明願います。  北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) それでは、議案第70号、広陵町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについて説明申し上げます。  議案書は33ページから、新旧対照表は22ページからとなりますが、概要集の8ページを御覧ください。  広陵町では、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を踏まえまして、家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業及び事業所内保育事業における基準を本条例において定めておりますことから、本基準の一部を改正する政令が令和2年4月1日から施行されましたことにより、所要の改正を行うものでございます。  改正内容につきましては、併せて、新旧対照表22ページを御覧ください。  まず第23条第3項において、家庭的保育補助者は、町長が行う研修を修了した者としておりましたが、研修の実施頻度が低いことなどから、従事するまでに受講することが困難な場合は、受講を予定、修了することとしている者を含むものでございます。  次に、第37条では、居宅訪問型事業において、母子・父子家庭の乳幼児の保護者が夜間・深夜の勤務に従事する場合に保育の提供ができるものとされておりましたが、それに加えまして、保護者の疾病、疲労、その他身体、精神上もしくは環境上の理由により療育が困難な場合においても保育の提供が可能となるものでございます。  なお、本町におきまして、現在のところ家庭的保育事業所及び居宅訪問型事業所はございません。  施行期日につきましては、公布の日から施行としております。  以上、慎重に御審議賜り、御可決いただきますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。
    ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程14番、議案第71号、令和2年度広陵一般会計補正予算(第6号)を議題とします。  本案について説明願います。  吉田総務部長! ○総務部長吉田英史君) それでは、議案書の37ページをお願いいたします。  議案第71号、令和2年度広陵一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。  今回の補正予算につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ7億2,727万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ179億7,570万6,000円とするものでございます。  まず歳出について御説明申し上げます。議案書の48、49ページをお願いいたします。  最初に、2款総務費ですが、財政調整基金への積立金として1億6,538万円を計上しております。地方財政法の規定では、決算剰余金の2分の1を下らない額、これを翌々年度までに積立て、または繰上償還に充てなければならないとされております。後ほど決算で出てまいりますが、令和元年度の実質収支額は3億3,075万円となっており、この2分の1強を財政調整基金に積立てさせていただくものでございます。  次に、3款民生費の社会福祉費、介護保険費でございます。介護保険特別会計繰出金821万8,000円につきましては、翌年度精査によりますもので、後ほど特別会計で説明させていただきます。  次に、はしお元気村費に損失補償金コロナウイルス感染症対応に伴う閉鎖指示補償として、202万9,000円を計上しております。3月から5月まで休館させていただきましたので、補償として指定管理者に支払うものでございます。補償額につきましては、過去2年間の同月の収支を基に算出のほうさせていただいております。  次に、下段の児童措置費では、感染症対策の費用を計上しておりますが、保育園、幼稚園、こども園、放課後子ども育成教室等で感染症対策を実施するために必要な消耗品や備品について、国予算の令和元年度分で50万円、また令和2年度分で50万円を上限として、全額が補助されます。施設によりまして異なる部分がございますが、基本的には2か年度合わせて1施設100万円の上限額となります。今回の補正におきましては、既に令和元年度予算で執行した残り分と、それから令和2年度分について、それぞれの施設ごとに補助上限額まで計上させていただいており、マスクや消毒液等の消耗品、また空気清浄機や体温を測るタブレット型のサーマルカメラ等の備品購入を予定しております。この後出てまいります保育所費や子ども育成費、幼稚園費等も同様の趣旨で計上しておりますので、説明は省略させていただきます。  次に、51ページの下段をお願いいたします。  放課後子ども育成教室関係費では、委託料で1,708万1,000円を計上しております。放課後子ども育成教室として使用させていただいております平尾公民館が使えなくなることから、新たに教室を建設するもので、調査測量、設計、ボーリング調査費用等を計上させていただいております。  次に、52、53ページをお願いします。  4款衛生費では、国保中央病院組合の負担金として125万3,000円を追加しております。感染症対策として、国保中央病院に発熱用外来テントや感染防止対策用診療材料費として、組合を構成する各町負担比率により負担するものでございます。  次に、5款農商工費のふるさと会館費341万1,000円につきましては、先ほどの元気村と同様に指定管理者に対して補償となっております。  6款土木費につきましては、平成緊急内水対策事業として4億5,320万円を追加しております。馬見川及び古寺川の調整池の用地取得費につきましては、当初予算で計上させていただいておりますけれども、鑑定の結果により、当初の見込みよりも約1.4倍増加することとなり補正が必要となりました。また、広瀬川の調整池につきまして、今年度事業として実施するに当たりまして、新たに用地費を計上させていただいております。平成緊急内水対策事業の用地費につきましては、全額地方債を充当し、7割の交付税歳入を見込んでおります。  一番下のパークゴルフ場管理費292万1,000円につきましては、感染防止対策で閉園に伴う指定管理者への補償となっております。  次に、54、55ページの中段の7款消防費ですが、災害対策費として650万円計上しております。避難所での感染症対応として、消毒液、ハンドソープ、またプライバシーの確保と感染予防のためのパーティションの購入を計画しております。  次に、56、57ページをお願いいたします。  下段の11款諸支出金、水道会計繰出金5,075万9,000円につきましては、既に水道事業会計で補正させていただきました基本料金3か月無償化の経費につきまして、地方創生臨時交付金の対象とするため、水道事業会計に繰り出すものでございます。  44、45ページに戻っていただきまして、歳入をお願いいたします。  歳出で御説明申し上げました国・県負担分、地方債等となっております。  14款国庫支出金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6,687万3,000円では、今回の補正での一般財源分を充当させていただいております。  46、47ページの下段、21款繰越金につきましては、令和元年度歳計剰余金として3億3,075万円で、決算によります確定分でございます。  前後いたしますが、上段の18款繰入金の財政調整基金繰入金で今回の補正の調整を行っております。  最後に、40ページの第2表につきましては、先ほど申し上げました平成緊急内水対策事業に関し、地方債の補正を行わせていただいておりますので、御確認をお願いいたします。  以上、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、一般会計補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程15番、議案第72号、令和2年度広陵介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。  本案について説明願います。  北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) それでは、議案第72号、令和2年度広陵介護保険特別会計補正予算(第2号)について説明申し上げます。  議案書の59ページからでございます。  歳入歳出予算の補正につきましては、まず保険事業勘定では、既定の歳入歳出の総額にそれぞれ3,703万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億4,953万8,000円とするものでございます。  また、介護サービス事業勘定では、既定の歳入歳出の総額にそれぞれ63万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,613万7,000円とするものでございます。今回の補正につきましては、令和元年度決算が完了したことにより、令和元年度の介護給付費、地域支援事業費、低所得者保険料の軽減額が確定したため、国・県・町及び第2号被保険者の負担分の精算を行うものでございます。また、繰越金の精算を行うものでございます。  それでは、68ページ、69ページを御覧ください。  まず、保険事業勘定の歳入でございますが、3款国庫支出金、4款支払基金交付金、5款県支出金、7款繰入金の一般会計繰入金、介護給付費繰入金につきましては、令和元年度の介護給付費に対し、国・県・町及び第2号被保険者それぞれの負担分が交付不足となっておりますので、翌年度精算により本年度交付することから、所要額を計上しております。  また、一般会計繰入金の低所得者保険料軽減繰入金につきましては、令和元年度分の低所得者保険料の軽減所要額が確定したことにより、国・県・町の負担分を一般会計から繰り入れるものでございます。先ほどの議案第71号、令和2年度広陵一般会計補正予算(第6号)において、国2分の1、県4分の1を受け入れ、町負担分の4分の1を加え、介護保険に繰り入れるものでございます。  めくっていただきまして、70、71ページでございます。  3、歳出でございます。5款諸支出金、1目第1号被保険者保険料還付金につきましては、令和元年度において可能となっております保険料の還付でございます。  2目償還金及び2項の繰出金、第1目他会計繰出金につきましては、令和元年度の地域支援事業において、国・県・町及び第2号被保険者それぞれの負担分がこちらのほうは超過交付となっておりましたので、それぞれに返還するものでございます。所要額を計上いたしております。  次に、7款基金積立金につきましては、令和元年度において交付不足、超過交付の精算を行いました結果、残余となります2,515万9,000円を介護給付費準備基金のほうに積み立てるものでございます。  次に、介護サービス事業勘定ですが、まず76ページ、77ページ、歳入でございます。  令和元年度歳計剰余金63万7,000円でございます。  めくっていただきまして、78ページ、79ページ、歳出でございます。  一般会計へ繰出し同額を計上させていただいております。令和元年度の歳計剰余金を一般会計に戻すものでございます。  以上、慎重に御審議賜り、御可決いただきますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程16番、議案第73号、令和2年度広陵学校給食特別会計補正予算(第2号)を議題とします。  本案について説明願います。  池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長(池端徳隆君) 失礼します。  議案第73号、令和2年度広陵学校給食特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。  議案書の81ページからでございます。81ページを御覧いただきたいと存じます。  今般、債務負担行為として、地方自治法第214条の規定により、次年度以降において経費の支出を伴うものについて、所要の事項、期間及び限度額を定めさせていただくものであります。  地方自治法第214条債務負担行為の規定と申しますのは、歳出予算の金額、継続費の総額または繰越明許費の金額の範囲内におけるものを除くほか、普通地方公共団体が将来にわたる債務を負担する行為をするには、予算で債務負担行為として定めておかなければならない旨の規定であります。  めくっていただきまして、予算書の83ページ、債務負担行為補正の内容を説明させていただきます。  さきの7月17日の臨時議会において御可決をいただき、広陵西小学校の児童数増加に対応するための校舎及び給食室の増改築が令和2年度から令和3年度にかけて実施される運びとなりました。給食室の工事期間中、令和3年4月から令和3年7月、夏期の休業前まででございます。この期間は給食が提供できませんので、報告の経緯として、給食の代替案について教育委員会の検討状況と保護者に弁当持参等の負担を求めない、こういった方針について、議員にもその旨お話をさせていただきました。現状、給食の代替の昼食といたしましては、様々な方面から検討した結果、町が選定したおかずのみの宅配弁当と御飯またはパンといたします。このおかずのみの宅配弁当は、衛生面を考慮いたしまして、安全安心な弁当を提供できる業者、質の観点から、価格のみでは不可と考えてございます。これを適切な方法で選定をいたす予定でございます。少し細かくなりますが、御飯またはパンにつきましては、現在給食で提供している納入業者から納入をいただく予定でございます。  記載のとおり、予算執行は令和3年度でありますが、円滑な実施のためには、当然ながら相応の準備期間も必要になります。このようなことから、できる限り早期に業者を選定しなければなりませんので、今年度から業務を進める必要性が生じ、給食代替業務委託料として、宅配弁当に要する費用、価格2,600万円を限度額として定め、事業実施に最善を尽くすものでございます。この2,600万円の算出の内訳といいますか、根拠でございますが、小学校の給食費は、1食当たり月額253円を通常御負担をいただいておりますが、配送等の関係で、この金額では実施が不可能でございます。いろんなところへ当たりました結果、500円弱、490円でこの期間中の5万3,040食となります。これを掛けますと2,598万9,600円ということになりますので、2,600万円を限度額として定めさせていただいております。  以上、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程17番、議案第74号、令和2年度広陵水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。  本案について説明願います。  田村事業部次長! ○事業部次長(田村 猛君) それでは、議案第74号、令和2年度広陵水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  議案書の85ページをお願いいたします。  今回の補正につきましては、第3条に定めました収益的収入におきまして、他会計補助金として5,075万9,000円を一般会計から繰り入れる予算でございます。  補正理由につきましては、5月の第3回臨時会で新型コロナウイルス感染症対応として御可決いただきました水道料金の3か月間の基本料金減額が国の地方創生臨時交付金の対象となることから、水道使用料の減額分5,000万円及びシステム改修料75万9,000円の総額を一般会計から繰り入れるものであります。  以上、慎重なる御審議をいただきまして、原案御可決賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、日程18番、議案第75号、令和元年度広陵一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第76号、令和元年度広陵国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第77号、令和元年度広陵後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第78号、令和元年度広陵介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第79号、令和元年度広陵墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第80号、令和元年度広陵学校給食特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第81号、令和元年度広陵水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議案第82号、令和元年度広陵下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを一括して議題とします。  まず、議案第75号、令和元年度広陵一般会計歳入歳出決算の認定についてを説明願います。  吉田総務部長! ○総務部長吉田英史君) 議案第75号、令和元年度広陵一般会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算の認定につきましては、地方自治法の規定により、監査委員の意見をつけて認定をお願いするものでございます。  お配りしております決算書をお願いいたします。決算書のほうの196ページをお願いいたします。196ページは、実質収支に関する調書となっております。  まず、一般会計歳入総額は113億9,038万8,000円となっております。歳出総額は108億6,175万7,000円でございます。歳入歳出差引額、これは形式的収支額となりますが、5億2,863万1,000円となっております。翌年度への繰越財源といたしまして、繰越明許費で1億9,754万1,000円、また事故繰越で34万円の財源をつけて繰越しさせていただきましたので、実質収支といたしましては、3億3,075万円の黒字となっております。  次に、令和元年度の決算状況につきまして、資料で御説明申し上げます。  別にお配りしております事務事業点検評価報告書兼事務実績報告書をお願いいたします。緑の背表紙の分でございます。タブレットの中にも同じデータを入れておりますので、どちらか見やすいほうを御覧いただければと思います。  この事務事業報告書の52、53ページをお願いいたします。  決算カードとなっております。この決算カードの数値につきましては、3つの会計、一般会計、それから学校給食特別会計、それから墓地事業特別会計の3会計を合わせまして普通会計として整理しておりますので、一般会計の決算数字とは少し異なりますので、御了承をお願いいたします。  まず、52ページの中ほどの左側に決算状況の欄がございます。その中に実質収支がございます。先ほどの一般会計の数字と同じですけれども、3億3,075万円、右側の平成30年度と比較いたしますと、一つ下の単年度収支の数字であります4,849万4,000円の黒字となっております。  その下の積立金といたしましては、平成30年度の決算剰余金の2分の1と基金の利息の積立てとして、1億4,235万円ございました。積立金取崩額といたしまして、財源不足により財政調整基金を3億5,000万円取り崩しましたので、実質単年度収支は1億5,915万6,000円の赤字でございました。  次に、資料の55ページをお願いいたします。  決算状況の前年度比較を載せております。少し説明させていただきますと、一番上の職員数につきましては、9名増加しております。上から7つ目の項目に地方債現在高がございますが、令和元年度末が107億6,669万6,000円と大きな地方債の発行がなく、償還額のほうが上回りましたので、前年度と比較して5億1,500万円強減少しております。その下に、うち交付税算入分とありますが、地方債現在高のうち、7割以上の79億3,000万円強は、後年度の交付税に算入される見込みをしております。  次に、歳入のところを見ていただきますと、歳入の根幹となる町税におきましては、個人住民税及び固定資産税が伸びており、6,885万7,000円の増となっております。  地方譲与税等につきましても、幼保無償化の関係もあり、7,400万円ほど伸びておりますが、地方交付税につきましては、少し減少のほうしております。国庫支出金が2億円以上大きく伸びておりますけれども、自立支援給付費負担金や障害児通所、幼保の無償化、またプレミアム付き商品券等による伸びとなっております。  詳細につきましては、大きな事業がなかったことから大幅に減少して、5億6,000万円程度となっておりますけれども、町債のうち、66%は臨時財政対策債となっております。この地方債は、交付税原資の不足により、自治体が借入れすることとなっており、臨時財政対策債の元利償還金相当額は、その全額を後年度の普通交付税によって措置されることとなっております。  その他歳入のところが3億円以上増加しておりますけれども、財政調整基金の取崩しによるものでございます。  歳出におきましては、性質別では、人件費を初め、物件費、扶助費について増加している状況でございます。特に扶助費におきましては、1億5,000万円以上の増加であり、介護給付費、障害児通所給付費、幼保運営委託料等が増加しております。補助費等で約2億6,000万円大きく減少しておりますけれども、このうち1億8,000万円強は、大和紀伊平野土地改良事業負担金によるものでございます。  次に、財政関係指標の欄を御覧いただきますと、財政力指数が単年度で0.636、3年平均で0.629と基準財政収入額が増加したことによりまして、少し上がっております。  次に、経常収支比率でございます。財政の硬直度を表す財政指標で、この数値が100%に近づいてまいりますと財政の弾力性がなくなる状況となりますが、94.9%と前年度より少し悪化をしております。類似団体の全国平均が92%程度とのことですので、比較いたしますと、少し高い状況となっております。  続きまして、その下の基金の状況ですけれども、財政調整基金で16億725万3,000円、減債基金で2億6,835万1,000円、その他特定目的基金で8億432万9,000円、これらを合わせまして、基金全体では26億7,993万3,000円となっております。前年度から1億5,379万3,000円減少しております。先ほどの決算カードで御説明申し上げました実質単年度収支が赤字であった分、基金が減少しておる状態でございます。  それでは、続きまして、同じく事務事業報告書の80ページをお願いいたします。  令和元年度の主要施策の成果につきまして報告させていただきますけれども、この項目は99ページの77番までございますので、抜粋して御報告申し上げます。  まず1番、人件費といたしまして、給料、職員手当、共済費の合計で17億305万4,000円の決算額となっています。職員の増加等により、昨年度より約4,600万円増加しております。会計年度任用職員制度への移行によりまして、次年度以降も増加が見込まれるところでございます。  下のグラフは、職員数と人件費の推移でございます。職員採用や再任用制度によりまして、増加傾向となっておりますけれども、財政状況を考慮いたしまして、適正な定員管理に努めてまいりたいと考えております。  次に、81ページの4番、企業立地推進事業ですけれども、企業立地奨励金として4件、486万8,000円の決算額でございます。引き続き積極的に企業立地を進め、雇用の創出、財源確保等を図ってまいります。  次に、82ページの7番、公共施設マネジメント事業ですけれども、公共施設等総合管理計画の下、公共施設の維持管理や運営方法の検討を行わせていただきました。先日報告させていただきました公共施設再配置再編計画として取りまとめのほうさせていただいております。  次に、8番、自治基本条例策定支援業務として、398万2,000円の決算額でございます。将来のまちづくりの指針として条例を制定するもので、審議会8回、住民ワークショップ3回、庁内ワーキンググループの勉強会を9回開催させていただきました。令和3年4月の施行に向け、条例素案を作成しておりますので、御意見等賜ればと存じます。  次に、83ページの10番、広陵元気号運行事業でございます。  昨年10月から運行ルート及び運賃の見直しを実施し、新たな元気号として再編しております。今後も地域に身近な公共交通として、さらなる利便性の向上を図ってまいります。決算額は5,051万7,000円となっております。  次に、84ページの14番、防犯カメラ設置事業(区・自治会)ですけれども、大字及び自治会の防犯カメラ設置事業に補助を行い、3地域に活用いただきました。
     また、次の15番では、生活安全推進委員会が主体となり、新たに3基の防犯カメラを設置させていただきました。  次に、85ページ、18番、広陵西保育園屋根修繕工事につきましては、令和2年度に工事費を繰越しさせていただき、同じく屋根改修を実施する隣接の西体育館と合わせて入札させていただきましたけれども、入札不成立となり現在も執行できておりません。発注方法の見直しも含め、現在検討中でございます。  次に、19番、西校区認定こども園整備事業につきましては、建設用地の測量、鑑定及び整理基本計画の策定を行わせていただきました。令和5年4月の開園を目指し、公私連携による協議を進めているところでございます。  次に、87ページの28番、町農産物消費促進事業につきましては、本町の特産品であるなすを含む町産野菜の魅力を多くの人に伝え、消費拡大につなげるために、地元のレストランと農家をつなぎ、そして消費者へ届ける取組をさせていただきました。また、町産の農産物をPRするシールの制作や町産いちごを使った料理教室を開催させていただきました。決算額は228万円で地方創生臨時交付金を活用させていただきました。  次に、89ページをお願いいたします。  34番、産業総合振興機構設立事業でございますが、町内の各産業の振興に係る企画、調査分析及び事業実施を一手に担い、まちの発展を図る団体として、一般社団法人広陵町産業総合振興機構「なりわい」を設立いたしました。地域の稼ぐ力の向上を目指して、町まるごと商品化に取り組んでまいります。決算額は686万5,000円で、地方創生交付金事業となっております。  次に、90ページをお願いいたします。  40番からは、社会資本整備総合交付金事業による道路や橋梁、交通安全施設の整備となっております。なかなか要望どおり交付金がつかない状況ではありますけれども、計画的に事業を進めてまいりたいと考えております。  少し飛んで、94ページをお願いいたします。  56番、竹取公園周辺まちづくり基本計画策定事業では、県とまちづくり連携協定を締結した竹取公園周辺地区の整備計画を進めるための基本計画を策定させていただきました。決算額は1,271万6,000円となっております。  次に、96ページをお願いいたします。  62番、住生活基本計画策定事業につきましては、本町の住宅・住環境政策の最上位計画として2か年で策定を行いました。決算額は667万2,000円ですけれども、2か年合わせますと、853万2,000円となっており、10年間の計画となっております。  次に、64番、65番合わせてでございますけれども、感震ブレーカー設置補助金交付事業でございます。大規模地震における火災の大きな原因となる通電火災、復電火災を防ぐため、感震ブレーカーを設置した方に対し費用の一部補助を実施しております。令和元年度は、主に赤部区において取組をしていただきました。  次に、97ページの69番、あすなろ第二クラブ教室改修事業につきましては、放課後子ども育成教室の受入れ児童に対応するため、あすなろ第二クラブの拡張を行い、新たに29名の受入れが可能となりました。決算額は703万7,000円となっております。  次に、98ページをお願いいたします。  70番、西小学校増築事業につきましては、西小学校の児童急増による教室不足に対応するための校舎棟の増築及び手狭になった給食室の整備を行うための許認可手続及び設計を行わせていただきました。決算額は1,499万9,000円でございます。  次に、71番、72番、小学校便所洋式化事業でございます。  令和元年度は、西小学校及び北小学校の便所改修工事を行わせていただきました。真美ヶ丘第二小学校及び真美ヶ丘中学校につきましては設計を行い、令和2年度に繰越しをさせていただいております。  最後に、99ページ、76番では、特別史跡巣山古墳史跡整備事業でございます。  町のシンボルである巣山古墳の整備を国・県の補助金を受けながら実施しておりますけれども、なかなか計画どおり補助がついてこないのが現状でございます。決算額は4,111万1,000円となっております。  以上で、令和元年度一般会計歳入歳出決算の認定についての説明とさせていただきます。慎重審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、議案第76号、令和元年度広陵国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第77号、令和元年度広陵後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを説明願います。  小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) それでは、議案第76号、令和元年度広陵国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  冒頭、毎年、年2回開催させていただいております国民健康保険運営協議会でございますが、新型コロナウイルス感染症が一旦は緊急事態宣言も解除となり、様々な面で自粛が緩和されている状況ではございましたが、再度首都圏、大阪圏及び沖縄等を中心に感染者が急激に増加しており、各地域で独自の緊急事態宣言等を出されていた状況でもあり、大阪圏との往来が多い本町におきましても、さらなる感染者が確認されることを想定しておりました。  こうしたことから、各委員さんにおかれましては、感染予防の徹底に努められていることとは存じますが、8月20日に開催予定でありました令和2年度第1回国民健康保険運営協議会につきましては、やむを得ず書面での報告とさせていただいたところでございます。  今回の議事でありました広陵町国民健康保険税条例の一部改正の報告と令和元年度広陵国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましては、各委員さんに資料を配付し、慎重に審議していただいたところ、広陵町国民健康保険運営協議会規則第3条第3項の議事は委員の過半数をもって決するという規定によりまして、少し御意見はございましたが、議事の承認を得たところでありますことを御報告申し上げまして、令和元年度広陵国民健康保険特別会計歳入歳出決算の説明をさせていただきます。  令和元年度の決算は、平成30年度において、国民健康保険制度創設以来となる大改革により、都道府県が市町村とともに共同保険者となり、将来にわたって安定的な財政運営や効率的な需要等の中心的な役割を県が担う国民健康保険県単位化がスタートして2年目の決算でございます。奈良県におきましても、国民健康保険の県単位化がスタートし、令和6年度には、県内で統一した標準保険税率の導入として、同じ所得、同じ世帯構成であれば、県内のどこに住んでも保険料水準が同じであることを目指しているところでございます。  本町におきましては、県への納付金に対応できる適正税率の設定を目指すとともに、令和元年度は、介護納付金分の平等割を廃止し、3方式から2方式への改正を行い、収納率についても、さらに維持向上を図っているところでございます。  まず初めに、被保険者の状況を報告させていただきます。  令和元年度末の被保険者数は7,224人、加入世帯数は4,202世帯で、前年度と比べますと、被保険者数で127人の減、世帯数では21世帯数の増となっております。世帯当たりの被保険者数は、平成30年度は1.76人、令和元年度は1.72人と減少しており、少子化、核家族化が進み、高齢者の夫婦のみの世帯や単身世帯が年々増加傾向にある状況でございます。  また、全住民に占める被保険者の割合は、平成30年度21.05%、令和元年度は20.62%と減少し、おおむね住民の4.8人に1人が国民健康保険に加入している状況となっております。  こうした状況の中で、令和元年度国民健康保険特別会計の決算の説明をさせていただきます。  決算書の211ページからでございますが、まずは決算書の238ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。  令和元年度広陵国民健康保険特別会計歳入歳出決算額でございますが、歳入歳出それぞれ32億9,725万1,000円となっております。  次に、歳入歳出決算事項別明細書により、決算状況について説明させていただきます。  決算書の220、221ページをお願いいたします。  まずは、歳入の状況でございます。  1款の国民健康保険税でございますが、7億1,521万5,000円で、前年度と比べ、2,593万8,000円の減収となっております。現年度分の保険税は、調定額で7億1,865万円、収入額は7億590万6,000円で、収納率98.23%となっております。前年と比べ、調定額で2,090万9,000円の減額で、収入額では2,470万9,000円の減額となっております。これは、被保険者数の減少や軽減の拡大によるものと推測しております。滞納繰越し分におきましては、被保険者の御理解と御協力により、年々調定額は減少しております。  次に、2款の県支出金でございます。保険給付費等に係る支出に対し、県からの交付金で普通交付金が22億9,896万3,000円、特定健康診査負担金等の特別交付金が3,300万5,000円でございます。  次に、222、223ページをお願いいたします。  3款の繰入金でございます。保険税軽減に係る一般会計と財政調整基金からの繰入金として、総額2億2,572万2,000円でございます。  次に、4款の諸収入でございますが、保険税の延滞金と第三者行為等に係る納付金の1,314万9,000円でございます。  次に、224、225ページをお願いいたします。  5款の繰越金でございますが、前年度歳計剰余金818万円となっております。  次に、6款の国庫支出金でございますが、301万5,000円で、主な内訳としましては、社会保障税番号制度システム整備費補助金が234万7,000円であり、225ページの下段のとおり、歳入の総額は32億9,725万1,000円の決算額となっております。  続きまして、226、227ページをお願いいたします。  歳出の状況でございます。  まず、1款の総務費でございます。一般管理費、連合会負担金、共同事業負担金等総額1,949万3,000円でございます。  次に、2款の保険給付費でございます。保険給付費は、前年度と比べ1億3,259万3,000円の増額の23億2,130万7,000円となっております。増額の理由は、前年度と比べ、高額レセプト率や長期入院レセプト率の上昇が考えられます。  内訳といたしましては、1項の療養諸費でございますが、審査支払手数料を除き、20億1,766万3,000円で、前年度と比べ、1億36万2,000円の増額となっております。  次に、228、229ページをお願いいたします。  2項の高額療養費でございます。2億8,699万2,000円であり、前年度と比べ、3,304万2,000円の増額となっております。  次に、230、231ページをお願いいたします。  4項出産育児諸費でございますが、支払手数料を含め、28件で、1,129万7,000円となっております。  次に、5項の葬祭諸費でございますが、1件3万円の基準で39件で117万円となっております。  続きまして、3款の国民健康保険事業費納付金でございます。医療提供体制の責任者である奈良県により示された額を納付金として納めたもので、総額9億1,635万円で、内訳としまして、1項の医療給付費分が5億9,794万4,000円で、2項の後期高齢者支援金等分が2億2,982万4,000円、3項の介護納付金分が8,858万2,000円となっております。  次に、232、233ページをお願いいたします。  5款保健事業費でございます。総額3,394万5,000円で、内訳といたしまして、1項の特定健康診査等事業費が2,991万7,000円で、2項の保健事業費が402万8,000円となっております。  次に、234、235ページをお願いいたします。  7款の諸支出金でございますが、615万2,000円であり、次の237ページ下段のとおり、歳出の総額は32億9,725万1,000円の決算額となっております。  以上、慎重なる御審議をいただき、御認定賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。  続きまして、議案第77号、令和元年度広陵後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算書の241ページからでございますが、まずは256ページをお願いいたします。  実質収支に関する調書でございます。  令和元年度広陵後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算額でございますが、歳入は4億697万8,000円、歳出が4億637万7,000円で、差引き60万1,000円の黒字実質収支でございます。この金額につきましては、出納閉鎖期間中の保険料の出納でございます。  対象となる被保険者数は4,212人、高齢化率は現在25.7%で、前年度比185人の増加であり、このことは国民健康保険被保険者が減少傾向にあることから、国民健康保険から移行された方が多数と推測しております。  次に、歳入歳出決算事項別明細書により、決算状況について説明させていただきます。  決算書の248、249ページをお願いいたします。  まずは歳入の状況でございます。  1款の後期高齢者医療保険料でございますが、総額3億599万1,000円で、内訳としまして、特別徴収分1億8,286万6,000円、普通徴収分は、滞納繰越し分を含んで1億2,312万5,000円の実績でございます。前年度の決算と比較いたしますと、特別徴収分で1,820万2,000円の増額、また普通徴収分で972万円の増額であり、合計2,792万2,000円の増額という状況でございます。  次に、4款の繰入金でございますが、8,506万円で、内訳としまして、一般会計からの繰入れで、事務費繰入金が2,213万4,000円、保険税軽減に係る保険基盤安定繰入金が6,292万6,000円であり、この保険基盤安定繰入金の4分の3であります4,719万4,688円は、一般会計歳入歳出決算書決算事項別明細書の27ページの下の部分に記載しております民生費県負担金として歳入に計上させていただいております。  次に、5款諸収入でございますが、総額1,476万9,000円となっております。内訳としましては、保険料還付金74万5,000円であり、次の250、251ページの雑入では、健康診査に要する費用を広域連合から委託金として収入しております保健事業委託金1,394万5,000円、人間ドック、脳ドックに係る広域連合からの健康増進等事業交付金の7万7,000円となっております。  6款の繰越金110万9,000円につきましては、平成30年度の実質収支を繰り越したもので、251ページの下段のとおり、歳入の総額は4億697万8,000円の決算額となっております。  続きまして、決算書の252、253ページをお願いいたします。  歳出の状況でございます。  まず、1款の総務費でございます。一般管理費としまして、広陵町の被保険者に対する保険料の通知書の印刷と発送、保険証の発送費用として205万1,000円となっております。  2款の後期高齢者医療広域連合納付金として3億8,844万8,000円で、内訳としまして、広域連合の事務経費を構成市町村で負担する事務費の負担金が1,871万3,000円、広陵町が一旦徴収した保険料を広域連合へ納める保険料等負担金が3億680万9,000円、保険料の軽減により県負担金として一旦広陵町が一般会計で受け入れたものと町負担分を合わせて、広域連合へ納める保険基盤安定負担金が6,292万6,000円となっております。  3款の保健事業費は、健康診査委託料、人間ドック、脳ドックの助成金等で1,544万2,000円でございます。  4款の諸支出金につきましては、保険料の還付金等で、43万6,000円であります。  次の255ページの下段のとおり、歳出の総額は4億637万7,000円の決算額となっております。  以上、慎重なる御審議をいただき、御認定賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、議案第78号、令和元年度広陵介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを説明願います。  北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) それでは、議案第78号、令和元年度広陵介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について説明申し上げます。  決算書257ページからとなります。  令和元年度は、第7期事業計画3年間の中間年となっております。まず、決算書の296ページを御覧ください。  保険事業勘定の実質収支に関する調書でございますが、歳入総額22億8,231万9,000円、歳出総額22億7,714万9,000円で、歳入歳出差引額517万円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源として、第8期介護事業計画策定事業費として、517万円を繰越しをさせていただいておりますので、実質収支額ゼロとなってございますが、274、275ページの2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金の欄を御覧いただきたいと思います。  収入済額1,928万8,114円とございますように、介護給付費準備基金を取り崩しての収支バランスとなってございます。  なお、さきの議案第72号、広陵町介護保険特別会計補正予算(第2号)におきまして説明をさせていただきましたとおり、国庫補助金等の交付不足や超過交付の精算をさせていただき、残余が生じることとなっております。2,515万9,000円をその残余を基金に積み立てることとしておりますので、令和元年度決算につきましては、約1,900万円の基金を取り崩したものの、翌年度において国庫補助金等の精算を行い、約2,500万円の残余が生じますので、実質的には、約600万円の黒字と御認識をいただければと思います。  それでは、保険事業勘定の歳入から説明をさせていただきます。  議案書270、271ページをお願いいたします。  1款保険料につきましては、収入済額5億6,281万745円となっております。前年度より173万7,000円の増額となりました。また、低所得者の保険料軽減がございますので、274ページ、275ページの中頃、5目低所得者保険料軽減繰入金1,524万5,880円を加えていただきましたのが保険料収入となります。  事務事業点検評価報告書及び事務事業実績報告書の153ページを御覧いただきますと、階層別保険料の令和元年度実績において、賦課数、被保険者数となっておりますが、8,976人で、前年度が8,771人であり、205人の増加となっております。こちらのほうを所得階層人数に換算をいたしますと、9,416人となりますので、計画値の9,199人を上回る結果となりました。このことから保険料の増収が見込まれ、黒字となってございます。  決算書に戻っていただきまして、2款手数料は督促手数料でございます。  3款国庫支出金、4款支払基金交付金、5款県支出金につきましては、介護給付費及び地域支援事業に対して、国、第2号被保険者、県それぞれの負担割合によって交付されるものでございます。負担割合につきましては、事務事業報告書の154ページを御参照いただきたいと存じます。  次に、決算書の274ページ、275ページ、7款繰入金につきましては、介護給付費及び地域支援事業に対する町負担分や保険事業軽減分の負担分、事務費関係費の経費を一般会計からの繰り入れるものでございます。  8款諸収入につきましては、保険料延滞金第三者行為による納付金等が入っております。  276ページ、277ページ、9款繰越金につきましては、平成30年度歳計剰余金となっております。  10款財産収入につきましては、介護納付費準備基金の利子でございます。
     次に、278ページ、279ページを御覧ください。  歳出でございます。  1款総務費につきましては、システム等使用料、介護認定審査会関係費用等の事務費関係経費でございます。  2款保険給付費につきましては、21億4,062万9,851円の支出となってございます。予算現額は22億867万1,000円でありますので、約6,800万円の不用額となってございます。予算額が計画値数値であることから、計画値を下回った結果となってございます。  給付状況につきましては、先ほどの事務事業実績報告書の155ページを御確認いただきたいと存じます。  次に、戻っていただきまして、議案書の282、283ページの3款地域支援事業は、支出済額8,066万4,121円、予算現額9,912万9,000円であり、不用額1,726万8,879円となっております。  2項介護予防・日常生活支援事業費は、要支援1・2の方への訪問型、通所型のサービス事業でございます。  めくっていただきまして、3項の一般介護予防事業費は、一般高齢者で1号被保険者全ての方が対象で、介護予防事業の普及、生活機能の維持向上を図るための事業でございます。  次に、4項包括的支援事業・任意事業費につきましては、総合相談支援、権利擁護事業、介護予防ケアマネジメント事業、家庭介護継続支援事業などを実施しております。  地域包括ケアシステムの深化推進に向けた取組として、在宅医療介護連携推進事業、生活支援体制整備事業、認知症総合支援事業などを実施しております。生活支援体制整備事業につきましては、広陵町社会福祉協議会に事業運営委託を行い、地域の課題を整理を行い、必要な社会資源を構築していくための協同体を発足いたしました。事業詳細につきましては、事務事業点検報告書の15ページ及び事業実績報告書168ページ、169ページを御参照いただきたいと存じます。  次に、288、289ページの5款諸支出金につきましては、平成30年度の国庫等の過年度精算による返還でございます。  次に、290ページ、291ページ、7款基金積立金ですが、平成30年度剰余金分を介護給付費準備基金に積み立てたものでございます。  それでは、次に、介護サービス事業勘定について説明を申し上げます。  決算書297ページを御覧ください。  介護サービス事業勘定の実質収支に関する調書でございます。歳入総額1,551万1,000円、歳出総額1,487万4,000円、歳入歳出差引額63万7,000円、実質収支額、同じく63万7,000円となっておりまして、令和2年度に繰越しをいたします。  292ページ、293ページをお願いいたします。  介護サービス事業勘定は、主に要支援1・2の方のケアプランを作成する事業でございます。歳入として、サービス事業費収入として1,431万7,944円、めくっていただきまして、294ページ、295ページ、歳出として、事業所管理費の1,368万1,203円で、差引き63万6,741円の剰余金となっております。  以上、慎重に御審議賜り、御認定いただきますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君)  しばらく休憩いたします。     (A.M.11:57休憩)     (P.M. 0:03再開) ○議長(坂野佳宏君) 休憩を解き、再開します。  次に、議案第79号、令和元年度広陵墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを説明願います。  小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) 議案第79号、令和元年度広陵墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算書の301ページからでございますが、まずは312ページをお願いいたします。  実質収支に関する調書でございます。  令和元年度広陵墓地事業特別会計歳入歳出決算でございますが、歳入歳出それぞれ2,014万1,000円でございます。  次に、歳入歳出決算事項別明細書により、決算状況について説明させていただきます。  決算書の308、309ページをお願いいたします。  まずは歳入の状況でございます。主な歳入といたしましては、1款の使用料及び手数料の1,483万3,000円でございます。内訳としましては、墓地管理料が1,140名で569万5,000円、墓地使用料が一般墓地は8区画で776万円、合葬墓が23名で115万円、記名版希望者が8名で20万円の合計911万円で、手数料が2万8,000円でございます。  2款の繰入金でございますが、一般会計からの繰入金として280万8,000円、3款の繰越金としましては、平成30年度からの繰越金の250万円であり、309ページの下段のとおり、歳入の総額は2,014万1,000円の決算額となっております。  次に、決算書の310、311ページをお願いいたします。  歳出の状況でございます。  1款墓地管理費としまして、給与費で707万2,000円、墓地管理委託1,306万9,000円、合葬墓周辺整備工事費が58万5,000円、石塚霊園調整池整備事業負担金が250万円、最後に墓地永代使用料返還金としまして、15件で741万6,000円返還しており、311ページの下段のとおり、歳出の総額は2,014万1,000円の決算額となっております。  以上、慎重なる御審議をいただきまして、御認定賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、議案第80号、令和元年度広陵学校給食特別会計歳入歳出決算の認定についてを説明願います。  池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長(池端徳隆君) 議案第80号、令和元年度広陵学校給食特別会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。  決算書の317ページからでございますが、まず330ページの実質収支に関する調書を御覧いただきたいと存じます。  令和元年度広陵学校給食特別会計歳入歳出決算の総額は、歳入歳出ともに2億6,955万8,000円、収支同額であり、差引額はございません。  次に、決算書の事項別明細書の326ページ、見開きとなります歳出でございます。  この歳出の内訳といたしましては、まず1款小学校の給食費でございます。小学校の給食は、平成27年度の2学期、9月からでございますが、調理業務を委託とし、現在まで継続して、安全で安心かつおいしい給食の提供に努めてさせていただいているところでございます。  支出総額の各項目に記載の合計額でございます。需用費といたしまして、1億520万9,600円の実績でございます。内訳といたしまして、備考欄に記載の一般経費は教育総務課及び小学校5校の消耗品費、これらは食器類を初めとして、配膳時の消耗品費の実績額の記載でございます。  上段、教育総務課の11節需用費ですが、賄い材料費が1億258万7,000円余りで、当該年度の児童生徒数につきましては、小学校は2,069人、中学校は1,015人でございました。学校の修繕費で30万円以上の金額のものについて御説明を差し上げます。  西小学校は、回転釜と食器の消毒保管庫、配管のつまりの除去、配膳台の修繕などに40万1,000円余り、下段に記載のあります真美ヶ丘第二小学校も同様に、回転釜、食器の洗浄機、作業台とエアコンの修繕等に要しました31万2,000円余りなど、各校の厨房内の修繕、改修に要した費用でございます。  備考欄の記載上、前後して申し訳ありませんが、次節、12節でございます。役務費、手数料につきましては、小学校は米飯の炊飯を町内の炊飯センター、広陵炊飯センターでございますが、こちらへ外注させていただいております。それに加えまして、検便検査及び有害物質や食材の定期検査の手数料と合わせて859万6,000円余りの実績でございます。  続いて、栄養管理システムの委託料5万5,000円と、さきに申し上げました給食調理業務の委託料、名阪食品さんでございます。株式会社でございます。そこに5,318万9,000円余りの実績でございます。  ほかに、下段記載の真美ヶ丘第二小学校の備品購入費といたしまして、管理備品の冷凍冷蔵庫、これは30万1,000円余りでございます。  次に、2款中学校の給食費でございます。  平成28年9月、2学期からのスタートであります香芝市と共同の給食センターは、県内外に誇る4,000食を賄う炊飯ラインを初めといたしまして、スチームコンベクションやフライヤー等の最新の調理設備を備えた中学校給食施設であります。  決算内容とは関係ございませんが、さきの議会の視察時にも給食センターで試食をしていただきまして、その際のアンケートにおいて、貴重な御意見、御提案も賜りました。総じて、おいしい給食との評価をいただき、これを励みとして、引き続き、安全・安心で生徒が楽しみにする給食を目指してまいりたいと考えてございます。ありがとうございました。  戻りまして、人件費として課長補佐級1名の実績額を記載させていただいています。  ページをめくっていただきまして、19節の負担金補助及び交付金につきましては、備考欄に記載のとおり、香芝市との共同の給食センター協議会運営負担金4,230万1,000円余り、それと賄い材料費5,011万円余りを合わせました9,241万2,000円余りを負担金として支出いたしました。  参考までに、本町の負担率は、当該年度28.81%、香芝市は71.19%の状況となってございました。  広陵中学校と真美ヶ丘中学校の需用費、消耗品費は、給食配膳に伴う学校でのビニール手袋等の衛生用品等々で、これの購入でございます。  最後に、3款予備費は、見ていただいているように実績がございません。  戻っていただきまして、324ページ、見開きの歳入でございます。  歳入では、1款の分担金及び負担金の備考欄に記載のありますとおり、給食費の保護者負担金、小学校の給食費は月額4,200円、1食当たり253円でございます。回数は、最大で182回の予定でございましたが、実績としては171回となりました。それと3款の諸収入の小学校給食分の雑入の項目、これは教職員の給食費でございますが、合わせまして、9,460万7,000円余り、この金額の収入であり、同様に中学校給食費では、1か月4,500円でございます。1食当たりは309円、回数につきましては、1・2年生は最大160回の予定が148回の実績でございました。3年生は進路の関係、3者懇談や入試等によりまして133回の予定が、広陵中学校では131回、真美ヶ丘中学校は129回の実績でございました。  給食センター運営委員会委員報酬の5万1,000円を含み、合わせて4,698万3,000円余りの実績でございます。  2款の繰入金といたしまして、一般会計から学校給食の運営に必要となる1億2,796万6,000円余り、これは歳出総額から申し上げております1款と3款の金額を差し引いた差額を繰入れしているもので、記載のありますとおり、小学校給食分で7,290万6,000円余り、中学校給食費で、5,505万9,000円余りの繰入額でございます。  学校給食特別会計決算の主な項目の概要でございます。よろしく御審議いただきまして、御承認賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 次に、議案第81号、令和元年度広陵水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について及び議案第82号、令和元年度広陵下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを説明願います。  田村事業部次長! ○事業部次長(田村 猛君) それでは、議案第81号、令和元年度広陵水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について御説明申し上げます。  決算書の330ページからとなりますが、まず初めに業務に関する事項から説明させていただきます。  決算書の352ページを御覧ください。  3、業務の(1)業務量に関する事項であります。  まず給水人口ですが、令和元年度末では3万5,030人で、前年度末から114人の増加となっております。給水栓数は1万3,404栓で、前年度比で145栓の増加となっております。  次に、県水受水量でございますが、369万3,608立方メートルで、前年度比5万9,666立方メートルの増加となっております。配水量は370万5,039立方メートルで、前年度比6万9,478立方メートルの増加となっております。  また、有収水量は、排水量のうち、料金として回収できた水量でございますが、令和元年度は348万630立方メートルで、前年度比6,298立方メートルの増加となっております。配水量と有収水量の差は、消火栓の使用や耐震化工事に伴う洗管等に大量の水を使用したことによるものとなります。この結果、総配水量に対する有収率は93.94%で、前年度比1.63%の減となっております。  次に、戻っていただきまして、336ページ、337ページを御覧ください。  収益的収入及び支出について説明申し上げます。  上段の収入につきまして、337ページの決算額と予算額の増減について説明させていただきます。  第1項の営業収益につきましては、決算額は7億6,531万4,451円で、予算額に比べ、1,328万3,549円の減額となっております。主な理由としましては、予算で見ている使用水量が減少したことによるものであります。  次に、第2項の営業外収益につきましては、決算額は7,192万128円で、予算額に比べ、950万3,872円の減額となっております。主な理由としましては、当初、消費税の還付金を見込んでおりましたが、工事の減により消費税を納付することとなったためであります。  第3項の特別利益につきましては、決算額は1,191万24円で、予算額に比べ、4,577万3,976円の減額となっております。南郷浄水場南側の売却ができず、固定資産売却益が発生じなかったためであります。  次に、下段の支出について説明させていただきます。  第1項の営業費用につきましては、決算額は8億1,041万7,154円で、予算額に比べ、不用額は8,965万1,042円となっております。理由としましては、県水の受水量が受水見込みを下回ったこと、配水給水費の維持管理費が少なく済んだこと、南郷浄水場解体撤去費が未執行のためであります。  次に、2項の営業外費用につきましては、決算額は1,043万2,998円であり、当初見込んでいなかった消費税及び地方消費税を995万1,200円納付しております。  第3項の特別損失につきましては、決算額7万7,512円で、予算額に比べ、不用額は302万2,488円となっております。過年度損益修正損が生じなかったためであります。  次に、ページをめくっていただきまして、338ページ、339ページを御覧ください。  資本的収入及び支出について説明させていただきます。  上段の収入、第1項の工事負担金につきましては、決算額は5,527万5,600円であり、予算額に比べ3,540万3,600円増加となっております。主な理由としましては、広瀬川改修に係る県負担金が発生したためであります。  次に、第5項の補助金につきましては、決算額は1,825万円で、予算額に比べ、5,284万円の減となっております。予定していた配水管布設工事が入札不調となったことにより、補助金が先送りとなったためであります。  第6項の繰入金につきましては、決算額は20万4,000円で、予算額と比べ、629万2,000円の減となっております。主な理由としましては、耐震化事業費の減により、一般会計の負担金がなくなったためであります。  第7項の固定資産売却代金につきましては、決算額はゼロ円で、予算額そのまま241万6,000円の減となっております。南郷浄水場の南側の売却ができなかったためであります。  次に、下段の支出でありますが、第1項の建設改良費につきましては、決算額は1億5,428万6,716円で、予算額に比べ、不用額は2億3,563万4,284円となっております。主な理由としましては、先ほど申し上げたように、配水管布設工事が入札不調となったためであります。  第2項の企業債償還金につきましては、決算額は295万6,236円で、予算どおりの執行となっております。  なお、338ページ、339ページの一番下に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する8,351万3,352円は、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額712万2,459円、過年度分損益勘定留保資金7,343万4,657円、減債積立金295万6,236円で補填しております。  次に、令和元年度中に施工しました工事の内容につきましては、349ページから351ページにまでに記載しておりますので、後ほど御覧いただきますようお願いいたします。  以上、説明させていただきました収支の結果につきましては、341ページのほうを御覧ください。令和元年度広陵町水道事業損益計算書でございます。  令和元年度の収益から費用を差し引いた経常利益は、4の営業外費用と5の特別利益の間に記載してあるとおり、909万6,838円となっております。5の特別利益から6の特別損失を差し引いた額を合わせ、当年度の純利益は、2,093万4,989円となり、前年度からの繰越利益剰余金、その他未処分利益剰余金変動額と合わせますと、当年度未処分利益剰余金は7億3,550万847円となります。  次に、1ページめくっていただきまして、342ページの下段の表で、4、令和元年度広陵町水道事業剰余金処分(案)計算書を御覧ください。  表の右側の未処分利益剰余金7億3,550万847円と記載しておりますが、このうち2,000万円につきましては、議会の議決をいただきまして、建設改良費へ積立てさせていただく案となっております。  また、その他の詳細につきましては、財務諸表、決算附属資料等を添付させていただいておりますので、後ほど御確認いただきたいと存じます。  続きまして、議案第82号、令和元年度広陵下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について御説明申し上げます。  決算書の367ページからですが、まずは業務に関する事項から説明させていただきます。  決算書の384ページを御覧ください。  3、業務の(1)業務量に関する事項であります。
     まず行政区域内人口ですが、令和元年度末では3万5,030人で、前年度から114人の増加となっております。  次に、処理区域内人口ですが、3万4,461人で、前年度から124人の増加となっており、処理区域内人口を行政区域内人口で割った普及率は98.4%と、前年より0.1%上昇しています。  また、水洗化人口は3万2,107人で、前年度から215人増加となっており、水洗化人口を処理区域内人口で割った水洗化率は93.2%と0.3%上昇しています。  有収水量は317万2,195立方メートルで、前年度から2万5,410立方メートル増加しています。  次に、戻っていただきまして、370ページ、371ページを御覧ください。  収益的収入及び支出について説明申し上げます。  上段の収入につきまして、371ページの決算額と予算額の増減について説明させていただきます。  第1項の営業収益につきましては、決算額は4億3,796万7,761円で、予算額に比べ、1,551万7,239円の減額となっております。主な理由としましては、当初予定していた10月からの料金改定を見送ったためであります。  次に、第2項の営業外収益につきましては、決算額は7億955万9円で、予算に比べ、9,609万4,991円の減額となっております。主な理由としましては、他会計補助金及び長期前受金戻入の減少のためであります。  第3項の特別利益につきましては、予算では計上しておりませんでしたが、過年度損益修正益がありましたため、計上しております。  次に、下段の支出について説明させていただきます。  第1項の営業費用につきましては、決算額は9億4,546万4,439円で、予算額に比べ、不用額は1,478万937円となっております。主な理由としましては、流域下水道維持管理負担金、委託料、修繕費、資産減耗費の減であります。  次に、第2項の営業外費用につきましては、決算額は1億1,754万7,588円で、予算額に比べ、不用額は735万1,412円となっております。理由としましては、企業債利息、消費税及び地方消費税の支払いの減であります。  第3項の特別損失につきましては、決算額は1万7,680円で、予算額に比べ、不用額は106万5,944円となっております。主な理由としましては、過年度損益修正損がほとんど出なかったためであります。  次に、ページをめくっていただきまして、372ページ、373ページを御覧ください。  資本的収入及び支出について説明させていただきます。  上段の収入、第1項の負担金等につきましては、決算額は256万7,000円で、予算額に比べ、243万3,000円の減額となっております。主な理由としましては、こちらのほうは、広瀬川改修に伴う県負担金の減であります。  次に、第2項の企業債につきましては、決算額は2億4,550万円で、予算額に比べ、4,180万円の減となっております。主な理由としましては、企業債償還金の減による資本費平準化債の減少に伴うものであります。  第3項の他会計補助金につきましては、決算額は1億5,045万9,143円で、予算額に対し、897万5,143円の増額となっております。理由としては、一般会計繰入分の増によるものであります。  第4項の補助金につきましては、決算額は4,026万3,500円で、不明水対策に係る調査業務が安価になったことによる県補助金の減額によるものであります。  次に、下段の支出について説明させていただきます。  第1項の建設改良費につきましては、決算額は1億3,932万7,260円で、予算額に比べ、不用額は911万4,740円となっております。主な理由としては、管路改良費の測量設計委託料の減額によるものであります。  第2項の固定資産購入費につきましては、予算額470万円全てが不用額となっております。これは、窓口セルフシステムの導入を見送ったためであります。  第3項の企業債償還金につきましては、決算額は5億7,055万9,374円で、予算に比べ、不用額は4,031万8,626円となっております。理由としましては、利率の見直しによる借換えを行ったためであります。  なお、372ページ、373ページの一番下に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額2億7,109万6,991円は、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額202万2,210円、当年度分損益勘定留保資金1億8,702万6,839円、当年度利益剰余金処分額8,204万7,942円で補填しております。  次に、令和元年度中に施工しました工事の内容につきましては、383ページに記載しておりますので、後ほど御覧いただきますようお願いいたします。  以上、説明させていただきました収支の結果につきましては、375ページを御覧ください。令和元年度広陵下水道事業損益計算書でございます。  令和元年度の収益から費用を差し引いた経営利益は、4の営業外費用と5の特別利益の間に記載してあるとおり、8,249万5,026円となっております。5の特別利益から6の特別損失を差し引いた額を合わせ、当年度の純利益は8,263万8,753円となり、前年度からの繰越利益剰余金と合わせますと、当年度未処分利益剰余金は1億3,141万1,986円となります。  次に、1ページめくっていただきまして、376ページ下段の表で、4、令和元年度広陵下水道事業剰余金処分(案)の計算書を御覧ください。  表の右側の未処分利益剰余金の欄でございますが、先ほど説明いたしました令和元年度の未処分利益剰余金1億3,141万1,986円と記載しておりますが、このうち8,204万7,942円につきましては、議会の議決をいただきまして、資本的収支の補填後、減災積立金へ積立てし、資本金へ繰入れさせていただく案になっております。また、その他、詳細につきましては、財務諸表、決算附属資料等を添付させていただいておりますので、後ほど御確認いただきたいと存じます。  以上、慎重なる御審議をいただきまして、御可決及び御認定いただきますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(坂野佳宏君) 決算については、監査委員の審査の意見書がついておりますので、報告願うことにします。  笹井監査委員、報告願います。 ○監査委員笹井由明君) それでは、令和元年度決算審査の結果を御報告申し上げます。  決算審査の対象として、令和元年度広陵一般会計歳入歳出決算、令和元年度広陵国民健康保険特別会計歳入歳出決算、令和元年度広陵後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、令和元年度広陵介護保険特別会計歳入歳出決算、令和元年度広陵墓地事業特別会計歳入歳出決算、令和元年度広陵学校給食特別会計歳入歳出決算について、去る令和2年8月12日に、慎重に審査を実施いたしました。  審査の結果でございますが、町長から提出されました決算書に基づき、令和元年度における歳入歳出関係帳簿及び証拠書類を照合審査の結果、決算計数はいずれも符合して誤りのないことを確認いたしました。また、財産に関する調書についても、計数はいずれも正確であり、記帳方法にあっても適正であると認められました。  次に、令和元年度広陵水道事業会計決算及び令和元年度広陵町下水道事業会計決算についてでございますが、これにつきましても、令和2年8月12日に審査を行いました。審査に付された決算諸表に基づき、水道事業及び下水道事業の財政状況及び経営成績等を審査いたしました結果、計数に誤りはなく、適正に表示しているものと認められました。  なお、審査内容の詳細につきましては、お手元の決算審査意見書のとおりでありますので、御一読をお願いいたします。  以上で報告を終わります。  広陵町監査委員 赤銅 修、笹井由明。  以上でございます。 ○議長(坂野佳宏君) ありがとうございました。  以上で本日の議事日程は全て終了しました。  お諮りします。  議案熟読のため、明日9月8日から9月9日までの2日間を休会としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(坂野佳宏君) 異議なしと認めます。  よって、明日9月8日から9月9日までの2日間は休会とします。  なお、9月10日は、議案に対する質疑並びに一般質問のための本会議とします。  本日は、これにて散会します。     (P.M. 0:41散会)...